前回の記事で「総資産500万円を達成した」というご報告をしましたが、今回は私が「3年2ヶ月」という期間で、具体的に500万円を築くためにやってきたことをまとめました
私が資産形成のなかで一貫して意識していたのは、「リスクを最小限(失敗しても絶対に借金をしない)に抑えつつ、リターンを最大化できる資産運用をする」ということです。
その答えは非常にシンプルで、「NISAで投資信託を積み立てる×節約」、これだけでした。
「手取りが少なくても資産を作りたい」「何から始めていいか分からない」という方の参考になれば幸いです!
もし、具体的な行動を読む前に、「実際に3年2ヶ月で資産がどう推移したのか」「500万円達成したリアルなポートフォリオの内訳」といった具体的な数字データを先に見たいという方は、こちらの記事で包み隠さず公開していますので、あわせて参考にしてみてください。
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資産運用のコア:NISA×投資信託をひたすら積み立てる
私が資産500万円を築くうえで、「これがなければ絶対に達成できなかった」「必要不可欠だった」と言い切れること。
それが、「NISA口座を使って投資信託の積み立てを行ったこと」です。
もしこれが投資ではなく「ただの貯金」だったら、私は途中で挫折していたと思います。ただ貯金するだけでは毎月決まった金額しか増えないため、500万円までの道のりが果てしなく遠く感じられ、心が折れそうになっていたはずだからです。
しかし投資信託は違いました。日々の値動きがあり、将来の資産拡大の希望がリアルに見えるからこそ、資産形成のモチベーションを維持し続けることができました。
はじめた当時は右も左もわからない状態でしたが、この「投資信託の積み立て」という選択をしたことで、結果的に自分自身の行動やメンタルが大きく助けられることになりました。具体的には、以下の3つのメリットが500万円達成を強烈に後押ししてくれました。
「まず動かす」ことで、自分の学ぶスイッチを強制的に入れた
私は「しっかり勉強してから始めよう」と後回しにせず、最低限の仕組み(借金リスクがないこと、0にはならないこと)が分かった時点で、すぐに口座を開設して運用をスタートさせました。
なぜなら、自分で実際にお金を動かして初めて「絶対に損をしたくない」という本気の気持ちが生まれ、YouTubeやネットでの情報収集に圧倒的な主体性が備わったからです。
最悪そのお金が一時的に目減りすることはあっても、投資信託なら0になることはありませんし、借金を背負うリスクもありません。「まずはじめて、走りながら最適化していく」というこの初動を選択した過去の行動は、500万円の資産を築く土台として完全に必要不可欠なものでした。
金額を「1.5万 → 13万 → 15万」へと段階的に拡大
実際にやってみて値動きの感覚や仕組みが理解できてからは、実家暮らしの環境や日々の節約をフル活用し、積立金額を段階的に増やしていきました。
具体的には、初期の「月1.5万円」からスタートし、生活の最適化が進むごとに「月13万円」、最終的には余剰資金をすべて突っ込む「月15万円」へと投資額をステップアップさせていきました。
最初から15万円を投資に回すのは流石に恐怖心がありましたが、少額から始めて「仕組み」を肌感覚で理解していたからこそ、迷いなく限界まで入金力を引き上げることができました。
金額が増えても「絶対に売らない」メンタル管理の徹底
積立金額が「月15万円」まで大きくなると、相場が下がったときのマイナス額のインパクトも跳ね上がります。だからこそ、500万円を突破するまでの過程で絶対に欠かせなかったのが、「何があっても途中で売らない(損切りしない)こと」でした。
私は大金を動かすようになってからも絶対に売却ボタンを押さないよう、日頃からYouTubeなどで投資信託のメリットを再確認するルーティンを作りました。
それと同時に、「過去の暴落時に焦って損切りしてしまった人たちの嘆きの声」をあえて定期的にチェックしていました。「ここで怖くなって売ったら、自分もこの悲惨な結果の仲間入りになる」という教訓をリアルなデータとして脳に焼き付けることで、どんな相場でも淡々と機械的に積み立てを維持し続けることができました。
※具体的なNISAの設定方法や選ぶべき銘柄については、いくつかのポイントがありますので、今後の別記事で詳しくご紹介します!
固定費:固定費の徹底見直しと実家暮らしの選択
私が500万円を貯める過程において、あらゆる節約の中で「最も効果が大きかった」と断言できること。
それが、「固定費の見直し」です。
いくら日々の細かい変動費を頑張って削っても、毎月自動で引き落とされる固定費がドカンと高ければ、資産形成のスピードは絶対に加速しません。
そして、この固定費見直しの中で最大の節約をもたらした選択こそが、「実家暮らし」という環境の活用でした。私が実践した固定費の最適化ログが以下になります。
固定費削減の核心:実家暮らしという選択
一人暮らしをすると、家賃、水道光熱費、食費などで、生きるためだけで毎月10万円弱が吹き飛んでしまうことも珍しくありません。 私は現在、実家に毎月2万円を入れさせてもらうことで、食住の基盤を確保しています。固定費を見直す上で、この「実家暮らしを選択したこと」により浮いたコストの全額をそっくりそのまま「投資」に直行させたことこそが、圧倒的な入金力を維持できた最大の要因です。 もちろん実家に甘えっぱなしでいるのはNGなので、家族が困っているときは積極的に家事を手伝ったり、助け合ったりして、感謝を行動で返すこともセットで大切にしています。
保険・サブスク・携帯代の断捨離
実家というベースを確保した上で、さらに毎月の自動支出を絞り込みました。火災保険や自動車・バイク保険といった「万が一の時に絶対に入らなければいけない掛け捨て保険」を除き、不要な民間保険やサブスクはすべて解約・見直しをしています。
現在、私が厳選して維持している固定費は以下の通りです。
- Amazonプライム会員:利用価値が高いサブスクのみ残す
- ブログのサーバー代:副業・資産形成のための投資
- バイクの保険・盗難保険:必要最低限の掛け捨て
- 携帯代:楽天の優待券+povoを組み合わせ、最低限の維持費に抑える
変動費:無駄な変動費を削った具体的なアクション
固定費の最適化という最大の土台を築いた上で、次に私が徹底したのが日常生活のあらゆる支出(変動費)のカットです。
どれだけ固定費を浮かせても、日々の生活でダラダラとお金を使ってしまえば、やはり入金力は高まりません。「投資に回すお金を1円でも多く最大化させる」という目的のために、日常から徹底的に削ぎ落とした具体的なアクションが以下になります。
コンビニ・自販機を徹底的に使わない
コンビニや自販機の商品は、手軽な代わりに基本的にすべて割高です。同じ商品でもスーパーに行けば数十円〜数百円安く買えます。そのため、私は「トイレを借りた時」や「周りにスーパーが全くない緊急時」以外は、コンビニや自販機を一切使いません。
- 仕事のとき:毎日水筒を持参
- 遊びに行くとき:ふるさと納税でもらったペットボトルの水を持参
嗜好品(タバコ・ギャンブル・お酒)の自分ルール化
世間一般で「ついついお金を使ってしまう三大原因」になりがちな嗜好品ですが、私はこれらに対して明確な基準を設けています。
- タバコ:価格が年々上がっているだけでなく、健康を害して将来の医療費リスクまで高めるという、資産形成において足を引っ張る要素しかありません。そのため、私の人生において「絶対に手を出さない」と決めています。
- ギャンブル:確率や期待値の観点から、やればやるほど「胴元が儲かり、参加者は確実にお金が減る」というロジックが完成しているため、最初から選択肢ごと完全に人生から除外しています。
- お酒:お酒を完全に禁止にするのではなく、役割を限定しています。私にとってお酒はあくまで「人との付き合い(コミュニケーション)」として楽しむためのものです。そのため、家でなんとなく一人で飲む「宅飲み」は一切しません。これだけで、毎月の余計な酒代やおつまみ代を100%カットできます。
「隣駅」くらいなら運動がてら歩く
隣の駅に移動するだけでも、電車なら片道約200円、往復で400円ほどかかります。「一駅分くらいなら運動になるし、健康にもいい」とポジティブに捉え、歩いて移動することを習慣にしました。
「見えない手数料」を払わない
- ATM手数料:必ず無料の時間帯・回数の範囲内でしか引き出しません。そもそも現金を極力使わないよう、クレジットカードやバーコード決済に集約し、同時にポイントも回収しています。
- オンライン完結:携帯の契約やチケットの発券など、オフライン(店舗や窓口)で行うと手数料を取られることが多いものは、すべて手数料がかからないオンラインで完結させています。
ふるさと納税を生活費の補填に使う
ふるさと納税は贅沢品をもらうためではなく、100%生活コストを下げるために活用しています。私は毎日のルーティンで消費する「ペットボトルの水」や「コーヒー豆」を返礼品として選び、本来かかるはずだった日用品代を浮かせています。
美容・スキンケアの最適化(湯シャンとワセリン)
- 湯シャン:常にではなく、「数日間は湯シャンだけで済ませ、その後にシャンプーを使って洗う」という独自のサイクルを作りました。これだけで髪の健康を保ちつつ、シャンプー代を大きく節約できます。
- スキンケア:高価なメンズ化粧水は不要です。私は1リットル1,000円ほどのコスパ抜群の化粧水(約2ヶ月持つ)と、大容量のワセリン(サンホワイト500g:約4,000円で半年以上持つ)だけでケアしています。肌の調子を維持しながら、美容費を最小限に抑えています。
仕上げ:家計簿による「無駄遣いの履歴」を残さない意識作り
これらの固定費・変動費の節約を一時的な節約で終わらせず、500万円達成まで高い精度で継続できたのは、自動家計簿アプリ「マネーフォワードME」のおかげです。私はその日に使った金額を必ず入力し、毎月「何が必要で、何がいらなかったか」を振り返っています。
家計簿をつける最大のメリットは、単に数字を記録することではありません。「無駄遣いをすると、それが自分の資産履歴(ログ)として一生残ってしまう」という絶妙なプレッシャーを感じられることです。
「自分の綺麗な資産ログに、無駄な支出の履歴を残したくない」という心理が自然と働くようになり、買い物のレジに並ぶ前に一歩踏みとどまる強力なストッパーになってくれました。
この「固定費の徹底見直し(実家暮らしの選択)」と「日々の変動費カット」が噛み合ったからこそ、月1.5万からスタートした積立額を、迷うことなく月13万、そして限界突破の月15万へとステップアップさせることができたのです。
浪費に対する思考:その支出は「未来のいくら」を失っているか
ここまで偉そうに節約術を語ってきましたが、もちろん、私だって今でも無駄遣いを完全にゼロにできているわけではありません。 時に物欲に負けて、後から「これは要らなかったな」と反省する買い物をすることだって普通にあります。
しかし、それでも私が致命的な大浪費をせず、500万円まで資産を伸ばし続けられたのは、頭の中に以下のような「浪費に対する絶対的なブレーキ」を常に持っているからです。
それは、「浪費したお金は、その金額分だけを失ったわけではない。もしその分を運用に回していれば、将来『その金額×年利5%分』として増えていたはずの未来の資産まで一緒に損をしている」という考え方です。
例えば、今ここで1万円の無駄遣い(浪費)をしたとします。 これは単に財布から1万円が消えただけではありません。もしこの1万円をNISAで年利5%で運用していれば、10年後には約1.6万円、20年後には約2.6万円に化けていたはずです。つまり、今1万円をなんとなく浪費することは、未来の自分から2万6千円を奪い取っているのと同じということになります。
これがもし、人生のどこかで1,000万円という大金を浪費してしまった場合を考えると、さらに恐ろしいことになります。 年利5%で運用していれば、10年後には約1,600万円、20年後には約2,650万円にまで膨らんでいたはずの未来が、すべて一瞬で消え去る計算になります。
「今でもついつい無駄遣いしてしまうことがある」からこそ、何かモノを買いたくなったときには一歩立ち止まり、その価格の額面通りではなく「もしこれを投資に回したら、将来いくらになるか」という未来の複利換算で考えるようにしています。
この厳格なフィルターを脳内に設置しておくことで、目先の物欲に流されそうになる自分をグッと踏みとどまらせ、浪費の頻度や金額を最小限に抑えることができています。
まとめ&次回の予告:お金は「使うべきところ」にはドカンと使う!
ここまで私の徹底した節約と資産運用の軌跡をお話ししてきましたが、「節約一辺倒で人生がつまらないのでは?」と思った方もいるかもしれません。
実は、私は「毎日行う面倒な作業をなくすため(時間を買うため)の自己投資」には、惜しみなく大金を使っています。
例えば……
- ICL(眼内コンタクトレンズ)手術に50万円: 目が悪く、毎日のコンタクトの装着や購入代金、趣味の温泉やバイクに乗る時の不便さから解放されるために投資しました。
- 家庭用脱毛器に7万円: 毎日の髭剃りの時間から解放されるために購入。今では1ヶ月剃らなくても問題ないレベルになり、朝の時間を大幅に浮かせています。
このように、締めるべきところは極限まで締め、自分の人生の効率を上げる「使うべきところ」にはしっかり使う。これが私の3年2ヶ月で500万円を達成した本質です。
次回は、「資産500万円を貯めた私が、使うべきところにはお金を使うべきと思う理由と、その具体的な活用法」について詳しくまとめます!

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