「サイドFIREを目指して資産形成中だけど、毎日使う道具にはこだわりたい」 そんな思いで手に入れたのが、エムピウ(m+)の代表作「millefoglieⅡ P30(ミッレフォリエ2 P30)」のブルーです。
使い始めて5ヶ月。今回は、私がなぜmillefoglieⅡ P30を選んだのか、入手困難な中でどう手に入れたのか、そして気になる「エイジング(経年変化)」と「初めてのお手入れ」について詳しくレポートします。
エムピウ「ミッレフォリエ」とは?
エムピウは、元建築家という異色の経歴を持つデザイナーが手掛ける革製品ブランド。
その中のミッレフォリエの最大の特徴は、一枚革で巻いたような美しいフォルムと、「ギボシ」と呼ばれる留め具を使った独創的なデザインにあります。
2026年1月からは、長らく続いていた抽選販売から通常販売へと移行されましたが、依然として「在庫があれば即完売」という状況。まさに「見つけたら即決」が求められる、大人気の財布です。
購入理由:なぜ「P25」ではなく「P30」の「青」だったのか
ミッレフォリエには、厚さ(P25, P30)や革の種類によって多くのバリエーションがあります。その中で、私がP30のブルーを購入した理由を紹介します。
カラーの選択:なぜ「ブルー(blue)」なのか
「暗めの色が良いけれど、エイジングも楽しみたい」という私のこだわりから、ブルー一択でした。
- 茶系: 渋くて素敵ですが、自分には少し「おじさん臭い」と感じてしまい除外。
- 黒: 安定ですが、革特有の色の変化(エイジング)が分かりにくいのはもったいない。
- ブルー: 人気色で即完売の常連。暗めのトーンでありながら、使い込むほどに艶が増す「育てる楽しみ」が最大の魅力です。
種類の選択:なぜ「P30」だったのか?
実は、最初からP30に決めていたわけではありません。
- ブルーは超人気色: 自分調べですが、やはりブルー系統は特に人気で、すぐに売り切れることが多いです。
- 在庫の傾向: 多くの人が薄い「P25」を狙うため、実はP30の方がストックがある確率が高いという傾向があります。
※2026/5/9時点:オンラインストアでmillefoglieⅡ P30 blue在庫が3つありました。 - 決め手: 定期的にオンラインストアを確認していたところ、たまたま在庫があったのがP30のブルーでした。
P25とP30は1,000円程度の価格差で、形は同じ、厚さが5㎜ P30の方が厚いだけ。大きさに強いこだわりがなかった私にとって、この「出会い」こそがmillefoglieⅡ P30 blueを選ぶ決め手となりました。
ミッレフォリエを手に入れるためにやったこと
2026年に通常販売へ切り替わったとはいえ、人気モデルはすぐに売り切れます。私が実際に手に入れた方法を教えます。
- 毎日オンラインストアを確認する
とにかくこれが一番大事です。私は毎日のようにサイトを確認し、在庫があった瞬間に購入しました。事前に会員登録を済ませておくことは必須です(会員でないと買えません)。 - 候補を複数持つ
形が気に入っているなら、「P25のブルー一点狙い」ではなく、厚み(P25かP30か)や素材(通常モデルかブスケットか)の候補を広げておくと、遭遇率が劇的に上がります。 - 正規取扱店を候補に入れる
自分は公式サイトで購入しましたが、エムピウには「フリースピリッツ」などの正規取扱店がいくつか存在します。複数のショップをチェックすることで、入手確率はさらに高まります。
初めてのメンテナンス
5ヶ月が経過し、ギボシ(留め具)部分や折り目のシワ、表面の小傷が気になり始めたため、初めてのお手入れを行いました。
残念ながら購入当初の写真は撮り忘れてしまったのですが、新品時のパキッとした表情はエムピウ公式サイトの製品ページをぜひ参考にしてみてください。
使用したメンテナンス道具
公式サイトでも推奨されている、以下の2点を用意しました。
- 馬毛100%ブラシ:まずはこれで全体のホコリを優しく落とします。
Amazonで馬毛ブラシの詳細を見る - Renapur(ラナパー) レザートリートメント 100ml:ドイツ生まれの天然レザートリートメント。エムピウの公式サイトでも推奨されていたため、迷わずこれを選びました。
Amazonでラナパーの詳細を見る
お手入れ方法
公式サイトの手順をベースに、以下の流れで進めました。
- 乾燥: 塗布完了後は、風通しの良い場所で1日程度しっかり休ませます。
- 除塵: 馬毛ブラシを使い、全体のホコリを丁寧に払い落とします。
- 塗布: ラナパーを指に少量とり、外側の革に薄く伸ばしていきます。体温で溶かしながら塗るのがコツ。なお、小銭入れやお札入れの内部は素材が違うため塗りませんでした。
- 集中ケア: ギボシ周りなどシワが目立つ部分には、他の箇所よりも少し多めに塗布して馴染ませました。
【写真比較】メンテナンスの変化




メンテナンス後の正直な感想
正直なところ、写真で見比べて「劇的に変わった!」と驚くほどの変化はありませんでした。
塗布直後も「まだ少し乾いているかな?」という感触で、深いシワや傷が魔法のように消えるわけではありません。しかし、指先に伝わる質感は明らかに滑らかになり、色の深みと艶が一段階アップしたように感じます。
一度で完璧にしようとせず、革の状態を観察しながら、これからもゆっくりと時間をかけてこの「青」を育てていこうと思います。
5ヶ月使ってわかったメリット・デメリット
メリット
- 圧倒的な所有欲を充たすデザイン
ミッレフォリエ独特のフォルムとギボシ(留め具)の作り、そして「ブルー」が深みを増していく経年変化は、手にするたびに喜びを感じさせてくれます。約2万4,000円という価格でこれほどの満足感を得られるのは、まさに「買い」の一言です。 - 合理的で抜群の機能性
財布を開くだけで小銭とお札が一度に見渡せるため、会計が非常にスムーズです。また、外側のカードポケットは使用頻度の高いクレジットカードを入れるのに最適で、財布を開かず決済できるのが便利です。三つ折り財布ながらお札に激しい折り目がつきにくく、券売機への挿入がスムーズなのも隠れた利点です。
デメリット
- サイズが大きい: 厚みがあり、ポケットには入りづらいです。バッグの携帯が前提になるため、普段手ぶら派の人は注意が必要です。
- シワの目立ち: 5ヶ月でシワが目立ってきてしまいました。これを「劣化」ではなく「自分だけの味」と楽しめるかどうかが分かれ道です。
【結論】この財布をオススメする人・しない人
5ヶ月の経験から、この財布が「刺さる人」と「そうでない人」を整理しました。
オススメな人
- 「育てる楽しみ」を感じたい人:革の色の変化や、使い込むほどに馴染む質感を愛せる方。
- 会計時の動作をスマートにしたい人:お札と小銭を同時に出し入れできる、計算された機能美を求める方。
- 唯一無二のデザインを求める人:ギボシで留める独特のスタイルに一目惚れしたなら、迷う必要はありません。
オススメしない人
- 常にパンツのポケットに財布を入れたい人:特にP30は厚みがあるため、ポケットの形が崩れたり、座ったときに違和感を感じたりする可能性があります。
- 常に新品同様の「綺麗さ」を保ちたい人:ミッレフォリエはシワや傷も含めてエイジングを楽しむ財布です。変化を好まない方には向きません。
- 超キャッシュレス派で現金を持ち歩かない人:この財布の真価は「小銭とお札の扱いやすさ」にあります。
まとめ:自分にとっての「財布」を育てる
最初は「在庫があったから」という理由で選んだP30でしたが、今ではこの厚みが頼もしく、ブルーのエイジングも進んで、買った時よりも所有欲を満たしてくれます。
良いものを手入れしながら長く使う。これは資産形成においても大切な考え方です。これからも経年変化について紹介出来たらいいなと思います。

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