「副業を始めたいけれど、何を選べばいいかわからない」
「ブログのテーマ選びは、稼げるジャンル(YMYLなど)じゃないとダメなの?」
ネットで副業やブログについて調べると、必ずと言っていいほど「おすすめの副業ランキング」や「稼げるブログテーマ一覧」が出てきます。しかし、それらの記事を読んで「自分にはハードルが高いな」と感じたことはありませんか?
今回の記事では、私が数ある副業候補の中から、なぜ「ブログ」を選んだのか。そして、巷のSEO記事で言われている「稼げるテーマの選び方」とは全く違う、「自分自身をテーマにする」という独自の選び方についてお話しします。
あらかじめお伝えしておきますが、これはあくまで私個人の考え方であり、これを真似すれば必ず成功するという保証はありません。私自身、今まさにこの戦略を実践し、試行錯誤している最中です。
これから副業を始めようとしている方、ブログのテーマ選びに迷っている方にとって、一つの「リアルな事例」として参考になれば幸いです。
私が副業に求めた「7つの条件」
私が副業を探し始めたとき、自分の性格や生活環境(実家暮らし・正社員)を考慮して、絶対に譲れない条件をいくつか設定しました。
- 口下手でも大丈夫であること:しゃべるのが苦手なので、トークスキルが必要なものは除外。
- 初期投資が少ないこと:失敗しても大きな負債を抱えないこと。
- 身バレしないこと:会社に知られず、匿名で活動できること。
- ランニングコストが最小限であること:維持費で赤字にならないこと。
- ストック型であること:平日は本業があるため、寝ている間も価値を生む仕組みが理想。
- 導入ハードルが低いこと:数ヶ月の勉強が必要な特殊スキルより、すぐに始められること。
- 損失リスクが最小限であること:在庫を抱えたり、高額なスクール代を払ったりしないこと。
これらの条件を天秤にかけ、有名な副業を比較検討した結果がこちらです。
他の副業ではなく、なぜ「ブログ」だったのか
検討した副業と、私がそれらを選ばなかった理由は以下の通りです。
YouTube
顔出しなし・声なしの動画投稿を考えました。PCはあるので初期投資は低いですが、動画編集スキル、BGM選定、構成案の作成など、1本の動画を完成させるまでの工程が多すぎます。導入までに時間がかかりそうだと判断し、まずはブログでコンテンツを溜め、将来的にその内容を動画化すること(横展開)を検討することにしました。
せどり(転売)
まず、何が売れるかという知識がありません。稼ぐためには大量仕入れが必要で、常に在庫リスクがつきまといます。また、中古品を扱うには「古物商許可証」が必要ですが、実家暮らしで世帯主が自分ではない場合、申請の手続きが非常に面倒でした。何より、商品の買い占めや転売によって、本当に必要としている人が正規の価格で買えなくなるという不利益を招くため、自分には合わないなと感じました。
動画編集
スキル習得に時間とコストがかかります。また、クラウドソーシング等で案件を獲得しても、それは「時間の切り売り」です。平日にフルタイムで働く身としては、納期に追われる働き方は持続不可能だと判断しました。
データ入力
最も確実にお金にはなりますが、単価が安すぎます。これも「時間の切り売り」であり、自分の資産として積み上がるものが何一つないと感じました。
結論:ブログこそが最適解だった
ブログは、サーバー代(月1,000円程度)という最小限のランニングコストで始められます。WordPressの導入も1日あれば十分。記事執筆も、まずは自分のペースで進められます。
最大の懸念は「稼ぐまでに時間がかかること」と「テーマ選定が難しいこと」でしたが、これについては独自の考え方で解決することにしました。
「稼げるテーマ」ではなく「自分自身」をテーマにする理由
一般的に、ブログのテーマ選びでは「競合が少ない」「アフィリエイト単価が高い」「YMYL(健康やお金)に注意する」といったことが重視されます。しかし、初心者がその視点だけでテーマを選ぶと、大抵の場合、途中で書くことがなくなって挫折します。
私が選んだのは、「自分自身」という一次情報をテーマにすることです。
※一次情報(いちじじょうほう)とは
自分自身の体験や調査によって直接得られた情報のこと
自分の「今」をレポートに残す
私のブログ(retire-log.com)のテーマは、「2036年4月1日に正社員を卒業するための記録」です。
- なぜFIRE(サイドFIRE)したいのか?
- 手取り20万円の現状から、どうやって3,000万円を貯めるのか?
- その過程でどんな資産運用をし、どんな家計管理をしているのか?
これは私にしか書けない「一次情報」です。ネット上には既にFIREを達成した「すごい人」の記事はたくさんありますが、これから目指そうとしている普通の会社員の「苦悩」や「リアルな数字」を追った記事は、意外と少ないものです。
自分が知りたいことは、誰かも知りたいこと
私が資産運用を始めたとき、専門家の小難しい理論よりも「同じくらいの給料の人が、実際にどの銘柄を買い、暴落時にどう感じたか」を知りたいと思いました。
「自分が知りたい」と思ったことは、必ず世界の誰かも知りたいはずです。その疑問を解決するプロセスを記事にすれば、それは立派な価値になります。
このテーマ選びが「最強」である3つのメリット
自分自身をテーマにすることには、副業を継続する上で強力なメリットがあります。
- ネタが尽きない: 自分の人生や経験が続く限り、ネタは継続的に生み出すことができます。もしネタが尽きそうになったら、自分が興味ある新しいこと(例:YouTubeの開設など)に挑戦すれば、その過程自体がまた新しい記事になります。
- 記事の価値が時間とともに上がる: 今は初心者でも、10年続ければその道のベテランです。その「変化の過程」を記録したブログは、後から参入する人にとって代えがたい「情報」になります。
- 「稼ぐこと」への執着を捨てられる: もちろん副業として収益化は目指しますが、同時に「自分の備忘録」としての役割も持たせています。自分の役に立つ記録であれば、仮にすぐにお金にならなくても「書く意味」が失われません。
他のジャンルで考える「自分テーマ」の例
もしあなたが、資産形成以外のテーマを考えているなら、以下のように「自分の体験」を軸に考えてみてください。
- 婚活・恋人探し: マッチングアプリの使い勝手だけでなく、「実際に会ってみてどうだったか」「デート代をどう節約したか」という成功と失敗の記録。
- 趣味や自己研鑽: 「転職をしてみた過程や結果」「未経験から資格を取るまでの勉強ログ」「投資を1万円から始めてみた1ヶ月の推移」など。
失敗してもいいのです。むしろ、失敗の記録こそが読者にとっての知りたい情報であり、教える価値ある情報になります。
まとめ:まずは「実験」として始めてみる
ブログは、失敗しても金銭的なダメージがほとんどありません。失うのは時間だけですが、その時間で得た「文章を書くスキル」や「自分の思考を整理する習慣」は、一生モノの財産になります。
私は「2036年の自由」を掴むために、このブログという場所を選びました。 「やってみないとわからないから、とりあえずやってみる」 この精神で、私はこれからも自分の人生を記事にしていきます。
もしあなたがテーマ選びで足踏みしているなら、一番身近なプロフェッショナルである「あなた自身」をテーマに据えてみてはいかがでしょうか?

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